新しい世界史の副読本

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『世界史読本』というのは、世界史を理解したいと思っている人のための、全く新しいタイプの副読本です。現代まで記述しています。

特徴としては

  1. 教科書や市販の書籍とは異なった書き方をしていますので、そういった本で 理解しづらいことが分かる ようになります。
  2. 入試用として、覚えにくい事項が覚えられるように理論的にしてあります。
  3. 世界史の初学生向けに書いてあるので、一般向けとしても読みやすい。
  4. 近現代からは経済学や経営学、金融論など も充実させています。歴史を理解するためですが、結果的に経済学入門になっています。

とりあえず世界史の入試用を意識して書いていますが、実際にはそれ以上の内容を組み込んであり、一生使えるよう にしてあります。


世界史読本とは?

世界史読本は、高校では授業として世界史を教えながら、個人的に認知心理学(学習心理学といった方が分かりやすいか) にも興味を持つ私が、両者の成果を結合させるべく書き始めた副読本です。 認知心理学の視点で教科書を見直すと、さまざまな問題点が見受けられます。簡単に言うと、 「理解 しにくい」「興味が持ちにくい」「内容が伝わりにく い」などであり、世界史に関する問題点の根源に関わるものです。この根源的な問題を解決すべく、書き始めたのが世界史読本で す。もともと一人で書き始め、生徒達に読ませていたものです。

その際の狙いは

  • 授業で説明しきれない(したとしても複雑なのですぐ忘れてしまう) 細々した経緯が復習で きる
  • 地図や写真、統計などが補足できる
  • 「もう一度説明してほしい」から解放される(個人的にはこれが大きい)
  • といった点でした。

    その後、縁あって大阪大学歴史教育研究会に参加させて頂くようになり、大阪大学の諸先生方や院生の方々のご支援やご 助言をいただけるようになり、各地の講演会にも参加させて頂くようになりました。特にそうした中では東京大学(現跡見学園女子大学)の三谷 先生の以下のお言葉に勇気を得ました。

    「近代の部分を拝見しましたが、とても面白くて、次はどうなるだろうかと、ついつい読み進んでしまいました。何よ りもすべてのお話に説明が付いていて、登場人物について善悪の判断を抑えながら、なぜそうしたのか、本人も納得するような動機と背景記し、結果がそれと相 反した場合もあることも書き込んであること、さらに現在の日本に引き直したらどれくらいの金額や数 量になるかを示していること。これらは大変なメリットで、今まで日本語でこのような歴史を読んだことがありません。今すぐでも、どこかの出版社から出せば、高校生だけでなく、大人も喜んで読むだろうと思います。すでに何かお考えがあるでしょうか。


    ありがたいことに、2018年8月13日に出版されました。ベレ出版社からです。

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    では何はともあれ、一度実物「世界史読本」 を見て下さい。

    写真

    タイトル部の写真はすべて私が撮影したものです。


    インフォメーション

    2018/08/13 ベレ出版社より「実感する世界史 現代史」発刊!。認知心理学の知識を援用した、初めての歴史書です。「なぜこの世界は今のようになっているか」について、読みやすく、かつ頭に残りやすい本だと思います。

    2018/11/20 サイト運営会社を移行しましたが、トラブル続きで、3ヶ月間見られなくなっていました。ようやく修復。ご心配をおかけしました。

    2019/05/01 OECD教育革新研究センター『学びのイノベーション』の拙訳をアップロードしました。「アクティブラーニング」のページ中頃にもリンクが張ってあります。

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